IEC60529、JISC0920 に対する試験をするための、各規格に準拠した設計になっています。
第二特性数字で示される水に対する保護等級の試験内容と試験機
第二特性数字 | 要約 | 試験機名 |
---|---|---|
3 | 散水( spraying water )に対して保護する | |
4 | 水の飛まつ( splashing water )に対して保護する | |
5 | 噴流( water jet )に対して保護する | |
6 | 暴噴流( powerfull jet )に対して保護する | |
7 | 水浸漬( water immersion )に対して保護する |
スプレーノズル試験装置 P05.24E
IPX3 / IPX4 併用スプレーノズル試験装置です。
IPX3:脱着式遮蔽版を取り付けて試験を行います。
IPX4:脱着式遮蔽版を取り外して試験を行います。
P05.24E のノズルヘッドは、外形 102 ㎜、半径 75.5 ㎜ の形状で 0.5 ㎜ の穴が 121 個装備されています。
試験後にノズルヘッドは清掃できるように外すことができます。
ノズルヘッド破損時には、交換することもできます。
校正証明書・試験成績書・トレサビリティー体系図付き
再校正も行なっております。
IPX3/4/5併用 水圧・流量計キット C0920-DT IP54NSP
IPX3 / IPX4 / IPX5 試験併用の水圧・流量計キットです。
IPX3 / IPX4:水道の蛇口に繋げて、1 分間に 10 リットルの水量に調整し、スプレーノズル試験装置 P05.24E を使用して、最低 5 分間散水して試験を行います。
IPX5 :水道の蛇口に繋げて、1 分間に 12.5 リットルの水量に調整し、ジェットノズルキット P03.58E を使用して、最低 3 分間注水して試験を行います。
校正証明書・試験成績書・トレサビリティー体系図付き
再校正も行なっております。
IPX5用流量計キット C0920-DT IP5N
IPX5 試験専用の流量計キットです。
ジェットノズルキット P03.58E と一緒に使用し、水道の蛇口に繋げ 1 分間に 12.5 リットルの水量に調整し、最低 3 分間注水して試験を行います。
校正証明書・試験成績書・トレサビリティー体系図付き
再校正も行なっております。
ジェットノズルキット P03.58E
IPX5 試験用ジェットノズルキットです。
P03.58E は、噴流試験用のノズルヘッドに、ステンレス製の加工パイプを合わせたジェットノズルキットです。
ノズルの口径は φ 6.3 mm です。
試験を行うには、他に IPX5 専用流量計キット C0920-DT IP5N が必要です。
校正証明書・試験成績書・トレサビリティー体系図付き
再校正も行なっております。
ジェットノズルキット P03.59E
IPX6 試験用ジェットノズルキットです。
P03.59E は、暴噴流試験用のノズルヘッドに、ステンレス製の加工パイプを合わせたジェットノズルキットです。
ノズルの口径は φ 12.5 mm です。
試験を行うには、他に IPX6 試験用のジェット噴流試験装置 C0920-DTS が必要です。
校正証明書・試験成績書・トレサビリティー体系図付き
再校正も行なっております。
ジェット噴流試験装置 C0920-DTS
IPX6 試験用のジェット噴流試験装置です。
試験で必要な水量は 1 分間に 100 リットルで、3 分間以上の試験を行います。
この試験は大量の水を短時間に必要とし、一般の水道の蛇口では、水量が足りず試験を行うことができません。
そこで、本装置は、あらかじめ必要な水量を供給するために、専用の水槽と水量制御機を装備しております。
ジェットノズルキット( P03.59E )と一緒に使用して試験を行います。
これにより規格に準拠した試験ができるようになります。
また、特注で水量制御ポンプを変更して、IPX6K の試験を行うこともできます。
IPX7浸漬試験装置
IPX7 試験用の浸漬試験槽です。
IPX7( 浸水に対する保護等級 )は、国際標準であるIEC 60529に基づく防水試験規格で、常温の水道水( 静水 )の水深 1m のところに D.U.T( 供試機器 )を沈めて約30分間放置し取り出したときに、D.U.T の機能が動作することを要求しています。
槽の形状は、円柱型 BB-600/1200 および 角柱型 BBC-600/1200 の2タイプで、試験槽の内部を観察する必要がある場合は、胴部分に透明板を採用している BBC-600/1200 が適しています。