コンセントに過度なトルクを加えていないかを確認する試験です。
概要
IEC規格に準拠した、トルクバランス装置です。
コンセントトルクバランス試験とは、ダイレクトプラグイン機器(電源コードを用いず、電源プラグが機器の筐体に直接取り付けられている機器。）が、コンセントに過度なトルクを加え、コンセントが破損しないかを確認する試験です。
試験方法は、1Nのスライド重りをアームの25cmの位置に固定します。被試験機器を試験ソケットに接続し、アームが上に傾くと不合格です。
重りが25cmの位置の場合、トルクは1N x 0.25m = 0.25Nmとなります。規格では、0.25 Nm以上のトルクがかかっている場合は不合格となります。
おもな規格
| IEC60065 | 2011 - 02 §15.4.1 図11 | |
|---|---|---|
| IEC60335-1 | 2013 - 12 §22.3 | |
| IEC60884-1 | 2013 - 02 §14.23.2 | |
| IEC60950-1 | 2013 - 05 §4.3.6 | |
